マイウェルボディ協議会
について
人生100年時代に、健康への関心が高まるなかで、過度な情報社会において
自分らしく健康な身体を保つことが困難になっていることも、注目すべき課題の一つです。
身体的にも精神的にも、そして社会的にも良好な状態が継続すること。
それがウェルビーイングなら、その基盤であるひとりひとりの身体の健康がまず、何よりも重要だと私たちは考えます。
私たちマイウェルボディ協議会が目指すのは、ひとりひとりが自分らしく、
心地よくあり続けられる健康な身体=“ウェルボディ”を自らの意志で選択できる社会。
それは個人だけではなく、社会全体で取り組まなくては成しえない挑戦なのです。
すべての人にウェルボディを。この目標をともに実現していくパートナーを募集しています。
企業、学校、自治体、NPO、様々なステークホルダーのみなさんが
集まるからこそできる取り組みを、一緒に実現しませんか。
代表の言葉
代表幹事
田村 好史
/YOSHIFUMI TAMURA
医学博士
副代表幹事
室伏 由佳
/YUKA MUROFUSHI
スポーツ健康科学博士
すべての女性が、自分らしく生き生きと健康的な生活を送れる社会の実現を目指しています。
女性の健康課題は、身体だけでなく心の健康や幸福度にも深く関わります。
現代社会では、SNSなどを通じた偏った情報が健康観に影響を与えていることが課題となっています。
私たちは、健康に対する正しい知識とリテラシーを持ち、社会の中で生じている誤認識を改めることが重要です。
この新しい協議会の立ち上げにあたり、特に重要なのは若い世代、高校生や大学生の気づきの場の提供です。
身体と心の健康を育むことの大切さを理解することから始めます。
将来的にこの取り組みを全ての人々に広げていくことを目指しています。
私たちの活動を通じて、健康で自分らしい生き方を選択できる社会の実現に向けて、皆さんと共に歩んでいきたいと思います。
順天堂大学スポーツ健康科学部/大学院スポーツ健康科学研究科 准教授
株式会社attainment 代表取締役
[研究分野]
女性の健康課題、アンチ・ドーピング(スポーツ医学)、スポーツ心理学
[スポーツ活動]
2004年アテネオリンピック陸上競技 女子ハンマー投 出場
5つのアクション
会員のみなさまとともに、今後5つのアクションに取り組んでいきます。
組織体制
この活動は内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP:エスアイピー)のひとつです。
日本では男性の肥満が増えて来ており、脳卒中や糖尿病など様々な病気の原因となっています。しかし、これとは反対に20代の痩せた女性の割合は20~25%と先進国の中で最も高くなり、月経の異常や、骨粗鬆症、糖尿病など様々な疾患のリスクとなることが新たな問題になってきています。
私たちは、このような肥満や痩せをもたらす原因の1つは社会にあると考えています。例えば、痩せた女性が増えている原因の1つは、各媒体などを介して「痩せたい気持ちを過剰に作り出してしまう社会」かもしれず、社会全体で考えるべき課題とも言えるでしょう。
私たちはこの課題に対して皆さんと共に、一人ひとりが自分らしく、心地よくあり続けられる健康な身体、ウェルボディ、を育める社会を目指して、活動を進めたいと考えています。
順天堂大学国際教養学部 教授
順天堂大学大学院 スポートロジーセンター センター長補佐
[研究分野・活動]
糖尿病学・代謝学・運動生理学・運動疫学などスポーツと医学による予防医学(スポートロジー)を展開